風の吹く丘で

日常の話

結婚式の招待状、新郎新婦のみ?それとも両親との連名?問題

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結婚式の準備が始まった。専任のプランナーとの顔合わせも終え、本格的に準備を進める段階に突入し、思案する時間が増えている。招待客、式当日に着用する衣装、引き出物、前撮りのこと。他にも決断を下さなくてはならないことが山ほどあるが、最初に決断することは「招待状」のことである。式場側が用意しているデザインを使用するのか、それとも自前で手配するのか。式場側が提示してきたデザインは秀悦なものが多く、簡単に決まったが、問題は招待状の「文面」である。

 

様々な式場によって進め方は異なると思うが、僕らの場合は8パターンの文面から選択するというものだ。あまり堅苦しいものにしたくはないという両者の意見は一致し、8パターンの中でも割と柔らかめな文面を選択。発送日は「大安」ここまでは簡単であった。しかしプランナーは次のように述べる「差出人は新郎新婦様の名義のみで良いですか?」と。そして「ここを両親様と連名にしなくても良いか、ご両家の方々に一応確認を取ってください」と念を押されたのだ。

 

最初は、別に自分たちが主催するわけだし、我々の名前だけで良いのではないのか?と考えていた。プランナー曰く、両親の連名にしないことで、式場側に「そういった常識を教えていないの?」とクレームが来たり、新郎新婦が親戚などにあれこれ言われないようにするためだと説明された。新郎新婦のみ招待状に名前を載せるようになったのは、割と最近のことだそうだ。そんなことにまで気を配らなくてはいけないのかと、若干うんざりした自分がいた(もちろん顔には出さなかったが)

調べてみると、基本的には誰が主催者なのかどうかで差出人が代わり、我々のように新郎新婦が主催になって執り行う場合は新郎新婦の名前のみで良い。しかし親族中心の式や、職場関係者を多く含む場合は、両親との連名にするのがベストなようだ。ようするにケースバイケースであり、我々は友人を多く招待する為、このままで問題はなさそうだ。

先日、彼女の両親と食事した際にそのことを確認すると「好きにしたらよい」とあっさり受諾された。そして「もしそんなことで文句を言ってくる親戚がいたら、”うるさいな”って言ってあげるから」と、ありがたいやら何とやらという答えを頂く。別に確認する必要は無かったのではないかとも感じたが、事前に「根回し」をしておくということが重要なことだと解釈した。

こうして招待状はひとまず問題なく発送されそうだ。そして、このような決断がこれからあと何回繰り返されるのだろうか。結婚式を問題なく執り行ってきた諸先輩方は、間違いなく偉大だ。そんなことを考えながら、ゼクシィのサイトを読みふけっている深夜2時。